デジタルエンディングノートとは
スマホやパソコンで入力し、データとして保存するエンディングノートです。文書ファイル、専用アプリ、ブラウザーで使うサービスなど、形式はさまざまです。
同じ「デジタル」でも、端末内に保存するものと、事業者のサーバーに保存するものでは管理方法が違います。選ぶときは、見た目だけでなく保存場所や取り出し方を確認しましょう。
メリットは、変更を反映しやすいこと
連絡先や契約先が変わったとき、該当する部分を書き直しやすいのが利点です。文字を読みやすく整えたり、対応するサービスではPDFにして渡したりできます。
ただし、ノートを更新しても、以前に送ったPDFまで自動で変わるとは限りません。「更新したら最新版を渡す」ところまでを一つの作業にすると、家族が古い情報を見てしまうことを減らせます。
デメリットは、端末やサービスに依存すること
端末が壊れたり、紛失したり、操作できなくなったりすると、情報にたどり着けない可能性があります。端末内保存では、バックアップがない状態で保存領域を消すことにも注意が必要です。
クラウド型では、アカウントへのアクセスやサービス終了への備えが必要になります。家族が本人のログイン情報を知っていることを前提にせず、必要な情報を別の形式でも残せるか確かめましょう。
選ぶ前に確認したい四つのこと
- 情報は端末内とサーバーのどちらに保存されるか。
- バックアップを保存し、新しい端末で復元できるか。
- PDFや印刷など、家族が読める形で取り出せるか。
- 入力、出力、再利用にそれぞれどんな料金や条件があるか。
暗号化に対応していても、共有したPDFや印刷物まで同じ仕組みで守られるとは限りません。出力後の保管方法も含めて考える必要があります。
紙と組み合わせると、読む人に合わせやすい
入力と更新はデジタルで行い、緊急連絡先や書類の場所だけは紙でも残す方法があります。スマホ操作が苦手な家族にも、必要な部分を渡しやすくなります。
印刷した日や更新日を記し、新版を渡したら古い版の扱いも確認しましょう。自分が使いやすいことに加えて、家族が必要な場面で読めることを基準に選ぶと、続けやすい形が見つかります。